腋臭イメージ

腋臭(わきくさ)に悩んだ幼少期。

腋が臭い。
つまり「腋臭」。
私は小さい頃、と言っても7歳ぐらいまで体質的な発汗が悪かったらしく、汗の臭いが少し酷く、腋の臭いが特に酷かった記憶がある。
汗腺の機能が腹部周りが著しく鈍く、それが原因と医者には診断されたのだ、と親から聞かされた。
汗というのは、本来「臭い汗」と「臭くない汗」とで分かれている。
そして腋の汗に関して言えば、発汗直後は無臭で、時間が経過してしまうと、ばい菌などの菌の繁殖で、臭いが酷くなるのだという。
私は当時は9歳ぐらいの頃になった時は、それも問題はなくなっていたらしいので(苦い記憶は覚えているが、物心付いて解決していたという記憶はあまりない)、詳しい対処法や療法を勉強したことはない。
医者に何度かかかりつけた記憶がある程度だ。
とかく、苦い思い出というのも、自分で異臭が理解できる点にあるだろう。
当時の昔というのは、親も知識見識が、今の時代程に博識になれる状況、もといインターネットインフラの設備などの即座に解決法の乗った電子の辞書を引き出せるような時代ではなかった事、故に親が見識を持って子にどうすればいいのか、という選択肢も考え付かなかった事などから、私は普通に小学校に通わされ、色々と苦い思いをした。
とかく、臭いのだ。
汗をかいたら、腋の臭いだけではなく全身が臭う。
夏場や体育は洒落にならず、当たり前だが他のクラスメイト達は嫌な顔をしていた。
教師もそれに同じだ、というか「風呂に入っていないのか」と聞かれた事もある。
正直、今思えば「失礼な」と言いたくなる話だ。
何せ後述する理由から、私は毎日風呂に入っていたからだ。
後述の理由、それは題名の通りだ。
「腋」の臭い。
ソレ一つに尽きる。
私は胴体の汗腺が発達上、問題点があったらしかった。
結果、当然体から悪臭を放つ訳だが、自分の臭いとなると、ソレも普通は気づけない。
だが、腋の臭いだけは、自分で気付ける程に酷かった。
教師が訝しがる程のレベル。
故にさすがに親にもその手の相談の話が行ったりした、訳なのだが、我ながら言うべきなのか知らないが、親は愚呈な所もあってか、何とか普通に通わせてあげられないですかね、と相談していた。
これが私が幼少時の苦い記憶あって、一部脚色された記憶なのか否かは知らないが、私の持ち合わせる記憶では職員室隣の事務室の様な所で、親が教師に向かって、そう口にしていた記憶がある。
それも、一応は物心ついた頃には発達上の問題は改善されていた様なのだが、あまり気分の良いものではない。
言い換えれば、見世物になっているカバの気分だ。
汗とは、体温調節の為にかくモノだ。
そしてそれが(厳密には汗腺は色々あり、それだけが原因ではないらしいのだが)原因で、臭いを発したりしてしまう。
一種の生理現象であり、私自身が悪意を持とうが持つまいが、当時はどうしようもなかった体質の問題の話だ。
今はとくに酷いか否かと言えば、思い切り運動して汗をかいて、シャワーを浴びずに長い時間放置すれば当然臭いし、その点は変わらない。
と、言っても昔はいわゆる「ワキガ」が極端に酷かったというのは、そういう前述したような経験あって、「酷かったのだな」、と覚えてしまっているのはある種の皮肉なものがあるな、と私は思う。

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